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  陶と布展2

  10月10~20日    小鹿田焼 柳瀬朝夫
   11時~17時     さき織   林 裕美







 共に江戸時代に起源を持つ小鹿田(おんた)焼とさき織。親から子へ、人から人へ暮らしの中で受け継がれて来た日本の文化です。


 小鹿田焼は、大分県日田市皿山で十軒の窯元が300年一子相伝で伝統を守りながら受け継がれ作られたもので、この十軒で作られ焼かれたものだけが「小鹿田焼」なのです。
 今でも、その材料自給率は100%で、窯は登り窯の共同窯が五件の窯元によって運用されているそうです。柳瀬さんも共同窯を使っていらっしゃいます。

 作陶の一切には、電気、ガス、機械の動力は使われておらず、代々伝えられた手法で全ての作業は行われているということです。進化を必要としない完成された技が粛々と受け継がれて来たということに感動します。

 そして、小鹿田焼は普段使いの焼き物らしく、とっても使い勝手のいい焼き物です。
その重さ、手触り、大きさ、重ねやすさ、そして柄と色合い。日本人の食卓にはよく合う物のように思います。そして、「モダンだなぁ」と思いながら私は使っています。


  この、「モダン」という言い方、平成生まれはきっと使わないだろうな・・・(笑)
 私は、この、「モダン」に見える・感じられるものがもしかすると一番好きなのかもしれません。

 さき織にも、「モダン」を感じます。

はじまりは、「もったいない」だったのでしょうが、女の手仕事が生んだ美しいもののひとつですね。
使い古した古布を裂いて横糸にし、経糸と織って布に変身させてしまう。今は、使う布が古布ばかりとは限らないようですが、古布で作ってあると使い込んだ綿のあの手触りをまだまだ使えるんだと嬉しくなります。

 そして、糸との合わせ方や織ることによって浮き出てくる模様や柄は織らないと引き出せなかったもの。想像を超えた創造です。また、さき織も小鹿田焼と同様に、機織りを動かす「人の手」だけを動力に作られています。

 人が手を動かす、体を動かすとこんなに素敵なモノが生まれます。食べるものなら美味しいものが生まれます。
 これは本当に素晴らしいことだと思います。そう思うだけで、生きる力になりますね。


  今月はすっかり涼しくなって庭では金木犀が香りをふりまいています。台風15号に負けずに残ったアロニア の実も赤く色づきました。季節の変わり目にひと息つきに是非お立ち寄りください。お待ちしております。
 

 










2011.10.03 / Top↑
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